大変ご無沙汰しております。気づいたらとても久しぶりの更新になってしまいました。
みなさまに支えられ、ヒトメモリは毎年進化を遂げながら、着実に成長することができています。本当にありがとうございます。

さて、つい先日のことですが、全国で卒業が近づく3月某日。ヒトメモリを導入してくださった埼玉県のとある小学校で、ご縁があって特別授業を行わせていただきました。

 

 

授業の内容は、実践型の撮影ワークショップです。子どもたちはグループに分かれてカメラを持ち、時間内に校内の風景や友達などを自由に撮影します。撮影テーマは、「私だけが知っている、この学校のいいところ」。6年間過ごしてきた中で、自分だけが知っている魅力的な場所、友達の表情、しぐさなどを切り取ってもらいました。

 

 

撮影ののち、グループで1枚写真が選ばれ、その写真に対する想いや感想などをクラスのみんなに共有してもらいました。

選ばれた写真が順番に教室の大画面で表示されるたびに、笑い声や驚きの声、恥ずかしくも嬉しそうな声が上がり、子どもたちのとても素直なリアクションをもらうことができました。
「おもしろいね!どうしてこの写真を撮ろうと思ったの?「どんな想いが込められてるの?」「不思議!何を伝えようと思ったの?」などなど。

 

 

私たちから飛んでくる感想や質問は、単に「上手な写真だね」ではなく、本人の想いや視点、個性など、内面に関わることばかり。それに対して、真剣に向き合って答えようとしてくれた子どもたちがとても頼もしく感じました。きっと、今まで写真を使ってのこうした経験は多くはなかったと思いますが、自分の考えを自分の言葉で表現してくれたことに、私たちは本当にありがたく、嬉しく思いました。
この日の授業は、参加してくれた子どもたちだけでなく、先生がたにもとても好評をいただき、「子どもたちのいい経験と思い出になりました。」とのお言葉をいただきました。

 

 

子どもたちの為になったことを嬉しそうに語る先生がたに、とても温かい気持ちになったと同時に、私たちの方が素晴らしい経験をさせていただいたと心の底から思いました。
ご参加いただいた子どもたち、時間と場所を提供してくださった先生がた、ご無理を聞いてくださった保護者の皆さま、本当にありがとうございました。

 

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