Diary

今回私たちは3日間に分けて越生町の子供たち10名にカメラマンになってもらい越生町を取材しました。子供たちの視点、感受性、発見、全てが越生町の良いところや今まで見たことのない新しい世界へとつながっています。こちらのダイアリーでは私たちプロのカメラマンが撮影した子供たちの真剣な様子をご覧いただけましたら幸いです。

 

Day 1

 

参加してくれたセッシーとるあちゃん

熱心に私たちの話を聞いてくれました。

カメラの使いかただけではなく、写真を撮るというコトへの想いまでも

届いてくれたと感じる時間です。

 

 

仲良しな二人がみる世界は似ている様でまったく違う。

同じ場所にいて、一緒におしゃべりしているのに

視線の先はそれぞれの心の先を見ている様でした。

 

 

撮るのが楽しくて、発見を探して歩いて・・・

歩いて・・・

 

 

時に写真を振り返る。

自分と向き合う時間。

 

 

同じ場所にいるけれど、違う何かを見つけて報告しあう姿は

私たちから見ても心地の良い時間。

越生町への愛を感じました。

 

 

 

Day 2

 

みんなどんな写真を撮るんだろう。

何を見つけるんだろう。

そして心に何を受け取るんだろう・・・

そんな模索を感じる時間です。

 

水溜りに映る風景を撮影しようとしているおくどみ君。

自分で見つけた新しい見え方に引き込まれている様です。

 

 

みんなの色が見え始めた時、

私たちの心も踊ります。

そっと風が吹く様に見守る時間も大切です。

 

 

みんなで必死になって同じタイミングを狙っても

残る記録と記憶は変わる。

背中をみていてそんなことを感じます。

 

 

自然豊かで澄んだ空気の中は

さっきまでとはちょっと違った世界観。

観察すればするほど研ぎ澄まされていくその感覚に

越生町への思いも同じ様に研ぎ澄まされていく様でした。

 

 

Day3

 

プロのカメラマンと一緒に写真をみると、

自分が撮った写真もなんだか違って見える。

こんなことも写っていたという発見は

こんな世界を見ていたんだという驚きなのです。

 

 

元気で活発な一晃くん。

カメラを覗く瞬間は真剣な眼差しそのものです。

 

 

手元をみる視線の先は

もっともっと広い世界を見ています。

その視線をみる瞬間が私たちの胸をわくわくさせるのです。

 

 

足を動かして視点を変えると世界はこんなにも違って見える。

大好きな地元が今まで見ていた感覚よりも

もっともっと豊かなものだと気づいてくれたはずです。

それは私たちにとっても何よりもかけがえのない経験と時間になりました。